1.防災マップをつくることのねらい
大規模な災害への備えや発生後の対応力を高めるためには、行政だけではなく自治会や町内会などの自主防災組織、住民主体の避難所運営組織などに加え、防災を目的とはしていないさまざまなグループ、市民活動団体や福祉団体、地元の商店や事業者などが、地域固有の社会特性や災害特性を共有しながら、協力・連携することが大切です。
 
防災マップを作ることで、地域固有の社会特性、災害特性、防災資源、防災上の問題点や課題などを明らかにすることができるでしょう。しかし、マップを作ることだけが目的ではなく、マップを作る課程で町内会、自治会、地域企業・団体、学校、福祉施設、NPOなど、私たちの住む地域にあるさまざまな関係者に協力をいただきながら、地域の「絆(きずな)」を形成し、地域が協力・連携して防災力の向上に結びつく行動を誘発することを目指しています。
2.e防災マップについて
防災に関係するマップはたくさんあります。それは、ハザードマップなどの危険な 箇所を示す地図だったり、人口などの社会統計を示すマップなどがあります。もちろん、基本的な地図である航空写真や基盤地図も必要です。これらを下敷きに、自分達の情報を重ね合わせ、「防災マップ」が完成します。重ね合わせてみることで、それぞれのマップだけでは分からなかったことが見てくるはずです・・・。

それでは、「e 防災マップ」の「e」はなんでしょうか?簡単に言うと、今ご覧になっているインターネットやパソコンを使うために、電子的な意味で「e」が入っているのです。パソコンとインターネットさえあれば、簡単にきれいな防災マップを作ることができます。このe防災マップ作成支援サイトでは、インターネットを使って防災マップを作成するための地図ツールを皆さんに提供します。



もちろんパソコンなので、皆さんそれぞれ得意/不得意があるでしょう。重要なのは、この仕組みは道具に過ぎないということです。全員が必ず使える必要はありません。防災マップを作成するためには、まちあるきを行ったり、話し合いを持ったりするでしょう。パソコンの操作がすべてではありません。得意な人がパソコンを操作してマップを作り、防災マップを作る作業を分担すればよいのです。

このe防災マップ作成支援サイトという道具をうまく使って、地域のことを理解し、地域の絆を作りながら、地域防災力が向上することを期待しております。